言葉の背骨
最近 背骨を真っ直ぐにする
トレーニングを 受けています
ちょっとした ズレを直すだけで
留まっていた リンパ液や
血流が流れ出すのでしょうか
身体が 温かくなり
内側から 力が湧いてくるようです
⌘
さて 同じような 意味合いで
文章の 道筋を アバウトに整えると
それだけで スッキリと
風通しよく 気持ちいいもの
例えば
ほどほどに 整った 文法
誤字脱字は わかる範囲で チェック
句読点の位置は 不自然ではないかしら
あとは だいたいの文字数を整えて
俯瞰した時の バランスを考える
出がけに 姿見の鏡の前で
マナーとして 自らを 整える
あの ちょっとした一瞬 の感じです
⌘
それほど 完璧な必要はないけれど
少し 意識をして 整えてみる
そうすると こころまで スッキリ
心地よく整い 余白までが眩しい
何を書くか ということと同じくらい
何を書かないか ということ
大切なように 思います
これも 言葉まわりの 楽しい 作業です
〜 言乃葉の笹ふね 第五十七葉 〜