言乃葉の笹ふね

笹舟を流すように 言の葉を流そう さらさら流れるよ天の河 ころころと ことたまの 玉手箱

美しい所作 美しい日本語

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奄美に舞のお稽古に行ってきました

三日間  ほぼ  マンツーマン

それが心身に  とても心地よく

また  そのような機会に  恵まれるのは

とても  光栄なことです


正直なところ  変わり者でしょう

美しい南の島に  三泊四日

観光など  ほとんどすること無く

帰りの飛行機に乗る間際まで

お稽古をして  飛行機に飛び乗るなど


きちんとした  法則を知る

そこから  鎮まり  整ってゆく


この手は  次はここ  この時  目はここ

そして  常に腰を入れ  摺り足

それを  一対一で  受けさせていただく

情けないほど  出来ない

誤魔化すことも  できない

やがて  次第に  ひとりでできるよう

道筋を  つけていただける

これは  本当にありがたいことです


そして  わたしたちは  幼い頃

このようにして  父や母から

同じように  言葉の法則を  

ひとつひとつ  口伝えで  習い  

身につけていったわけですが


美しい日本語で話すよう  

意識を置くことは

美しい所作  美しい姿勢とともに

今の世には  身を修め  整えてゆく

術 -すべ- となり  縁 -よすが- となると

あらためて  身を以て  思いました


〜  言乃葉の笹ふね  第四十七葉  〜