言乃葉の笹ふね

笹舟を流すように 言の葉を流そう さらさら流れるよ天の河 ころころと ことたまの 玉手箱

おとうさん

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今週のお題「おとうさん」


わたしは  おとうさんではなくて

一応  おかあさん  なので

だから  基本的には

おとうさんには  なれません

 

でも  今年は  もう少しで  

危うく  おとうさんになるところでした

 

というのも  わたしの母の日は

わたしを母だと思ってくれている人に

かかっているところがあり

 

当のその人の予定が  

今年は  定まらなかったりで

ちょっと  遅くなるよとのこと

まぁ  わたしも母の日の当日

自分でも  忘れていたくらいなのですが


そうして  やっぱ  6月6日じゃなくて

6月9日で  ヨロシク  となり

その間  わりと  小まめに  連絡をくれて

 

そうして  気づいたら 

その次の週は  父の日だから

どうにか  ギリギリ  

お母さんで  いられたわけなんだ

ヨカッタ  ヨカッタ

そして  父の日は  お母さんがやっておいてね

おとうさんに  ヨロシク  とのこと

 

だから  昨日は  父の日で

わたしには  おとうさんではない人と

父の日に  近所のお寿司屋さんへ

おとうさん  どうもありがとうの

お食事会に  行きました

 

そうやって考えると

ある程度  子どもくんが大きくなったなら

おとうさんであることや

おかあさんであることは

子どもくんの  出没次第で

それ以外の時間は  案外忘れている

そんな  あやふやな  肩書きで

 

あとは  子どもくんが  

この星のどこかで  

ヨロシクやってくれていたら

それが  一番ウレシくて  安心みたい

そういう風みたいですよ 

おとうさんという  御存在は。


🍣


さて  翌日のお昼に

鸚鵡🦜とサメ🦈と  どっちがいい?

と  子どもくんから  電話がありました


そりゃあ  どっちかといったならば

鸚鵡🦜だけれど…と答えたならば

今晩  そっちに行くから  とのこと 


なんだろう  鸚鵡🦜とかサメ🦈とか

などと思いながら

ハンバーグを作っていました


さて  子どもくんは  はたして

鸚鵡の模様のネクタイをもって

うちに遊びに来ました


👔


小さな頃は  子どもというのは

名前のわからない  

小さなタネを育てているよう

どんなお花が咲くのかわからないけれど

咲いたなら  嬉しいな

そんな風に思っていましたが


少し大きくなったなら

まるで気まぐれに吹く  風のよう

子どもくんが  自立していって

さて  どうやってまた自分ひとりで

楽しいことを始めよう

そうして  子どもの居ない寂しさに

慣れていくことから  母は

ふたたび  一から  始めたわけですが


今年の父の日は  

風向きが  こっちによく吹いているみたい


おかあさんの鸚鵡🦜は?

とも  少しは思いましたが(笑)

でも  ちょっと距離のあった

おとうさんと子どもくんの

不器用な  おとうさんの日  でしたよ