月がとっても青いから 遠回りして帰ろう
なんて綺麗な朧月夜
まだ宵に入る前 夕ご飯前の黄昏時
空は一面 ラベンダー色だし
紫雲が 滔々と たなびいて
まだ お月様らしくなる少し前の
金色直近の ピンクゴールド
まるで もうじき
再び春がやってくるように
ほんのりと さくら色
歩いていたら 見惚れてしまい
お月さまに誘われて ちょっと道草
🌔
さて 今日は ひとつ 大きく
終わったんだろうな ということを
深く 感じる 一日でした
お子さんが 巣立たれた方ならば
こういうのを 空きの巣症候群
というのだろうけれど
大切にして来た 大きなものを
結果的に 手放したんだ
わりと 情け容赦なく
それは 突然 やってきて
どーんと大きな御存在が
いなくなると
大きな大きな 窪みが ぽっかり
その大きさは まるで
森の奥深くに眠る
湿地帯のような 大きさで
しかも その大きさに
潰瘍のような 未完治の傷が
ガランと 野晒しに…
こんな土台の上に
何かを築いていこうとしたって
土台無理なんだわ という
オヤジギャク のよう
🌔
こういう時は ただ感じて
そうして 感じきって
手放していきましょう
🌔
心理学の方が おっしゃってくださる
王道の お言葉通りに
はい と 従ったならば
なんと その潰瘍の湿地帯は
美しい神秘の青い湖になりました
さて 今年も わたしたちを
静かに見守ってくれたお月さま
今日は 今年あと二回を残す 満月の日
風もなく お天気も良さそう
今時分だと 東の方に
夕方5時くらいから 見えたり
あと 有明の月といって
明け方から 朝にかけても
西の方に 多分 見ることのできる
一粒で 二度美味しい
冬のはじめの お月さまに今宵
お会いするのが 楽しみです