言乃葉の笹ふね

笹舟を流すように 言の葉を流そう さらさら流れるよ天の河 ころころと ことたまの 玉手箱

自力と他力の間で ゆらゆら揺れるゆりかごのように

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すべては  わたしがいけないのだ

お電話をすぐに返さなかったりで

今度は  この旅先のご先方さまと  連絡が取れず

どうしよう  困ったな…


 

でも  travel must go on!

まぁ  must  かどうかは知りませんが

この先  連絡が取れようと  取れまいと

とにかく  エアーチケットと  お宿と

レンタカーを  手配しなくちゃ  

少し遠くに旅をするのだ


 

けっこう  久しぶりに  自力な感じ

僻地の電車に乗るのは平気だけど

今度は  電車のない場所

タクシーでは  遠いし

運転するしか  なさそうだ

ちょっと  気合いが  いる

わりと  他力で生きてきたくちなので


 

さて  他力から自力へと

まるで車のギアを入れ替えるように

カチっと  シフトチェンジ☆

もう  すっかり  自力だわ


 

と言っても  やることって  昨今

案外  このスマホの小さな窓からで

事足りる  システム

ほとんど  この右手と左手の中

調べたり  申し込んだり

わからなかったら  現地に電話をかけて

南の島のひとの  方言を聴いたり

これこれ  この歌うような方言が

子守唄クムイウタみたいで  大好き


 

そうやって  奄美大島のお宿と

レンタカーを手配して

いよいよ  加計呂麻島のお宿と

レンタカーは  どうしよう


 

この島の  この会に出席して  

夜は真っ暗な道を40分通って

ここのお宿に  わたしはひとり行くんだ

少し怖いけど  ちょっと楽しそう♪

そう思っていたら  ちょうどその時

ご先方様から  ご連絡がありました


 

どうしていたの  久しぶり

しばらく  連絡がなかったから

心配していたわよ


 

ああ  先生の  この声…

やわやわと  緊張が  解けてゆく


 

加計呂麻島のお宿は

先生のお宅にご厄介になることになり

わたしの  小さな冒険は

今回は  なくなったけれど

徳浜にも  スリ浜にも行きたいし

それはまた今度かなぁ  と

安心した  自分がいて

ちょっと残念な  自分もいる


 

自力と  他力のゆりかごに揺られならが

自分ひとりでも  生きられないし

自分だけでしか  できないこともあるし


 

さて  とりあえず  ニッチな現地情報ですが  

加計呂麻島に行くにあたって

古仁屋港までで  レンタカーを乗り捨てるなら

奄美空港の  黒うさぎレンタカーさんが

いいみたいですよ  と

こういうことは  やっぱり

現地の方に  お聞きして  はじめてわかり


 

他力のお陰様に  助けていただきながら

今までも  生きてきたし

実際  わたしの予約していた

レンタカー会社では

全然見当違いの港付近の営業所に

返したあとは  港はさらに車で

一時間ぐらいだったそうで

さてタクシーだったら  

いったいいくらになったことやら

教えていただいて  よかった


 

自分でやりたいこともあるし

自分でできると思っていても

知らないで  大変なこともある


 

次は  自分で行ってみるとして

今回は  ゆりかごにゆられて

自力になったり  他力になったりして

流れ流れて  みてみよう