言乃葉の笹ふね

笹舟を流すように 言の葉を流そう さらさら流れるよ天の河 ころころと ことたまの 玉手箱

眠りの国

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よくこれほど  

眠れるというほどに

ただひたすら  眠り続け

それでも  まだ  

眠れるという(笑)

眠りの国の彼方から  

お届けしています


そんな感じで  

人のお話を聞いていると

なんだか  ぼんやり  

ただ  その方が  愛おしく


ごめんね  わたしのことばっかり

愚痴ばっかりだったね

とおっしゃられても

それより  その方の創られた

美しい世界のみが  残像し


瞳が弱まっている今

瞳に映るものは

ただ  美しい世界のみ


同じように

眠くて頭がぼおっとしているから

聞こえる言葉も  ただ愛おしく


今までわたしは一体

何にいちいち疲れていたのだろう

そんな国です  眠りの国


お話を聞く場所を

脳のどの位置で聞いているか

その位置ひとつで

お話しの捉え方が

全く違うんだと  ぼんやりきづいて

さて  もうひと眠り(笑)


〜  言乃葉の笹ふね  第七十三葉  〜