言乃葉の笹ふね

笹舟を流すように 言の葉を流そう さらさら流れるよ天の河 ころころと ことたまの 玉手箱

あなたのように

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どんな方と  お話しをしていると

こころが  安らぎますか?

どんな方と  またお会いしたい

またお話しが伺いたい  と思いますか?

わたしにも  そういう方が  います

あの方の  あの時の微笑み

ただ  そうね  と聞いてくださったお優しさ

 

その方の  お心根のお優しさまでは

なかなか  芯の部分まで

辿り着けないかもしれませんが

 

その方の  お言葉の選び方

その方の  御言葉の運ばれ方は

少しづつ  見習わせていただくことが

できるかもしれません

 

そのように  心根で決めると

その方の  御存在が  

この小さな身の内にも  宿るよう

 

そして  わたしたちが  今

こうして  お話しができる

最初の最初の  言の葉を  見習ったのは

 

ここに宿ろう  と決めた

おかあさん  の  おなかの中での

おかあさんの  言の葉

 

そして  そのおかあさんの  言の葉も

おかあさんの  おかあさんから

そのまた  おかあさんの  おかあさん

 

もし  そうならば  言の葉は

限りなく  果てしなく  懐かしい

 

 

〜  言乃葉の笹ふね  第七十葉  〜