言乃葉の笹ふね

笹舟を流すように 言の葉を流そう さらさら流れるよ天の河 ころころと ことたまの 玉手箱

お祭りの準備をするように

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みんなで  大きなものを

ひとつになって  作るという会に

行ってきました


と言っても  実際は

あまりお手伝いすることもなくて

油を売りながら  

お話し半分な感じでしたが


わぁ  お久しぶり

お元気そうね  お元気だった?

会いたかったのよ  わたしも

はじめまして  どうぞよろしく


そんな風に  声を掛け合って

何かを  みんなで  作り合うと

見えるものを  作りならが

見えない  ごきげんさんも

一緒に  作り合うよう


何か  すごいことを  成し遂げたぞ!  

というわけではないけれど

なんだか  楽しくて


遠い  遠い  日本人の  DNA

戦うことなく  数万年

延々と  過ごしてきたという

平和な頃の記憶に  辿り着くよう


こうやって  大昔から

みんなして  集まって  笑いながら

何かを  作り上げて  やがて  それが  

家になり  邑になり  國となる


信長の頃  外国から来た宣教師の方は

日本人が  明るくて  

いつもみんなで笑っていると

書き残してあったそうですし


幕末から明治の初めの頃も

何があっても   大笑いして

笑って済ませる(笑)日本人のことが

書かれてあるそうですし


みんなで  声を掛け合って

笑いながら  何かを作る

単純だけど  楽しくて

しかも  おまけに知らない間に  

何かもでき上がっているし(笑)


こういう場を  育んでいただくのは

ありがたいなぁと  思いました


〜  言乃葉の笹ふね  第六十五葉  〜