言乃葉の笹ふね

笹舟を流すように 言の葉を流そう さらさら流れるよ天の河 ころころと ことたまの 玉手箱

わたしという花

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朝顔が  やはり

一番好きな花かもしれません

夏の朝早くから  生え染めて

毎日  健気に咲いている

水が鮮やかに咲いたような  

この花の青が  大好きです


さて  花の苗を  

プランターに植え付ける時

根付くまでは  土が乾かないよう

水遣りをすることが  大切だそう


根付くまで  

水遣りをするように

わたしという花に  

美しい言の葉を注ぐ


朝日を受け  鮮やかな青の朝顔

わたしは  毎朝  

あなたのお水を受けて

おかげさまで  

今日も咲いているけれど

あなた自身は  

あなたに対してどうなのと

淡きこの花が  水のように咲くように

優しく  問いかけてくだるような


〜  言乃葉の笹ふね  第四十二葉  〜