言乃葉の笹ふね

笹舟を流すように 言の葉を流そう さらさら流れるよ天の河 ころころと ことたまの 玉手箱

とうとぅがなし

f:id:kototamakotonomama:20181031112520j:plain


舞のお稽古に伺いました

首の皮一枚  毎回どうにか繋がって…

でも  今回は  本当に強行スケジュール

おまけに  家の事情も  色々あって

こんな中でも  行けるのかしら

それでも  どうにか  這うように(笑)


不思議な感覚でした

舞  ということ 

生きる  ということが

今  この瞬間  まったく  おんなじ

苦節◯年にして(笑)

カチッと何かが  繋がりました

そして  先生にも  そのことが

言わずとも  舞から  伝わっていたそう


舞という  移ろいゆく文化は

生きる  とか  現実の社会  ということに

さして  役に立たない  お気楽な娯楽とも

一見  取れるやもしれません

でも  それでも  太古の昔から

舞は  続き  わたし達は  生きてきて

連日の遠出と  私事の合間で

どうにか遣り繰りが出来て

今  生きて  舞っている  おんなじだ


まるで  とうとぅがなし  尊尊我無し


生きるも  舞うも  とうとぅがなし

上手も  下手も  とうとぅがなし

奄美の言の葉は  子守唄のよう

お腹の中で聞いていた

お母さんの言の葉の

優しく  懐かしい  ゆりかご


〜  言の葉の笹ふね  第三十葉  〜