とうとぅがなし
舞のお稽古に伺いました
首の皮一枚 毎回どうにか繋がって…
でも 今回は 本当に強行スケジュール
おまけに 家の事情も 色々あって
こんな中でも 行けるのかしら
それでも どうにか 這うように(笑)
不思議な感覚でした
舞 ということ
生きる ということが
今 この瞬間 まったく おんなじ
苦節◯年にして(笑)
カチッと何かが 繋がりました
そして 先生にも そのことが
言わずとも 舞から 伝わっていたそう
舞という 移ろいゆく文化は
生きる とか 現実の社会 ということに
さして 役に立たない お気楽な娯楽とも
一見 取れるやもしれません
でも それでも 太古の昔から
舞は 続き わたし達は 生きてきて
連日の遠出と 私事の合間で
どうにか遣り繰りが出来て
今 生きて 舞っている おんなじだ
まるで とうとぅがなし 尊尊我無し
生きるも 舞うも とうとぅがなし
上手も 下手も とうとぅがなし
奄美の言の葉は 子守唄のよう
お腹の中で聞いていた
お母さんの言の葉の
優しく 懐かしい ゆりかご
〜 言の葉の笹ふね 第三十葉 〜