心鏡
目の前に 見えない流れがある
そう感じはじめたのは
ちょうど 昨日
言乃葉の笹ふね 十四葉くらいから
わたしは 今まで 割と
お尻の重いほうでした
でも だんだん 過去形になっている
あぁ お尻の重かった人が
かつて いたなぁ そんな 感じです
次にあれをしなくちゃ!
と 次から次に 急くような事も
気づいたら だんだんと 過去形に
自分の言の葉が 流れになり
目に見えない 透明な龍となり
今 目の前に在る ような 心境です
その流れから 俯瞰して観ると
お尻の重かった 自分も
急いていた 自分も
あれは 外側からの強烈な言乃葉から
身を守る為に 創り出した 幻想
ならば 今の自分という 仮称も
それ もしかしたら
イリュージョンかも しれません
言の葉という 可能性の橋を
今から 未来へ 架けてみませんか
〜 言乃葉の笹ふね 第十六葉 〜