言乃葉の笹ふね

笹舟を流すように 言の葉を流そう さらさら流れるよ天の河 ころころと ことたまの 玉手箱

ひとやすみ

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あの話を聞きに行かなくちゃ

この本を読まなくちゃ

この情報は掴まなきゃ

そして  覚えることが  どんどん増えて

毎日の決まりごとが  どんどん増えて


そんな世界から

一日だけでも  一時間  いや30分でも

一旦  全て  おやすみしてみませんか


必要以外の時は

無言で過ごしてみる  

目  耳  心に  言の葉の無い時間を置く

そう意識して  時を過ごす


この  無言という言の葉

禊のように  すっきりして

気がつかなかった  風の音や

花の香り  目の前の人の笑顔など

受け取るものが  案外  たくさん


自分の本当に求めていたことが

無言という  真っ白の中に

ふわっと  浮かんでくるかもしれないし


何も変えずに  お手軽に

今  この瞬間から  できますよ


〜  言乃葉の笹ふね  第十二葉  〜