言乃葉の笹ふね

笹舟を流すように 言の葉を流そう さらさら流れるよ天の河 ころころと ことたまの 玉手箱

感樹性

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感受性という  感樹性


光を求めて  

言の葉を 上へ上へと

春先に  ますぐに伸びる  

青竹の言靈も  潔し


あちらに  言の葉を  横に伸ばし

こちらに  言の葉で  天地を探り

幾年の年輪を感じさせる

松の言靈も  趣深し


また  単に  竹といっても

ミリオンバンブーみたいに

くるくると曲げられている竹も

今の世は  あるわけで


自由だからこそ  

美しい  植物の世界

自由だからこそ  

楽しい  言の葉の世界 

あなただからこそ

美しい  あなたの言の葉


〜  言乃葉の笹ふね  第十葉  〜